ママはそおっと教室から出て行って。
いつものように着替えの部屋に向かおうとしたとき、バレエの先生に耳打ちされました。
7月に小さな発表会を予定していて、その振り付けを教えるとのこと。
いつも大人のようにしているけれど、やはり4歳。
私がいると甘えが出たり、気が散ることもあります。
そおっと外に出て、スーパーで買い物をしながら待ちます。
時計ばかりが気になって。
おそるおそるレッスンに戻ってみると、いきいきと踊っていました。
さっき習ったばかりだろう振り付けをサラッとこなしています。
「子どもだから」は、よそう。
その可能性を広げるために、ゆったり見守るのが私のシゴトなのだ。