まだ鮮明に思い出すことができます。
明けていく秋の朝の空。
出産直前、力尽きそうなときに、ポンと口に入れられたチョコの甘さ。
初めて入院したひとりぼっちの夜。
熱でフラフラしながら、貧血を治さなくちゃと我慢して食べた小松菜のおひたしの味。
私の人生を変えた1日。
あれから5年はあっという間でした。
まだ手助けが必要なこともあるけれど、
毎日を自分らしく過ごし、
ときには相談相手や、
励まし役となってくれるようになりました。
私たちのところに来てくれたことに、本当に感謝しています。
そして支え見守ってくれる家族やお友達にも感謝です。
ささやかだけど、ちいさな幸せの詰まった毎日。
大切に紡いでいきたいです。
来年こそ、ロウソクの火は泣かずに吹けますように。