本質を見抜くこと

  
おもむろにカゴをあさり、今夜の一冊を選ぶ。

読みなさいと言ったわけではないけれど。

お風呂の後、私が寝る支度をしている間、きまってぽつりぽつりと声が聞こえます。

今夜は何を選んだのかな。

なかなか読み終わりません。

のぞいてみると、長い文章をつかえながら一生懸命読んでいるのでした。

「みんなね、てるちゃんにおこっているの。よくないよね。」

いじわるしている顔が、彼女には怒った顔に見えるのです。

病気で顔にこぶができてしまった「てるちゃん」

一生懸命勉強をしていじめられない学校に転校し、こぶのことで心がいっぱいにならないように、たくさんの習い事をがんばります。

今では医学博士となって、小学校などで公演もされている実話です。

影ながら支えるお母さんも素敵でした。

見た目ではなく、その人の本質を見抜くこと。

幼い娘にはどう映ったかしら。

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てるちゃんのかお

金の星社

藤井輝明 文/亀澤裕也 絵

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