月別アーカイブ: 2016年1月

肉団子スープとショパン

 
「これ、なんてきょく?」 
「うーん確かねぇ…」

ふと視線を向けると、目をつむっています。

「寝ないで!しっかり食べて〜」

最近のお悩みは、食事にとっても時間がかかること。

いろいろ工夫はしているけれど、なかなか早くはなりません。

毎晩1時間かけて召し上がるちびpoeちゃん。

テレビを消しているので、しーんと静まり返った部屋に暖房の音だけが聴こえます。

お風呂でひとしきりおしゃべりしたので、意外と話すことがないひととき。

何だか味気ないな。

ストレスにもいいというクラシックをかけてみることに。

どの曲も王道で口ずさみます。

馴染みがないようでいて、記憶の奥からするするっと出てくるメロディ。

眠くなってはいけないけれど、こんなひとときもいいかもしれません。

けれどもやっぱり45分コースでした。

15分縮まったけどね!

本の虫たち

  
ひとつのテーブルを囲んで。

思い思いにページをめくります。

あ!と思うことがあると、

「ねぇねぇ」と小声で話しかけることも。

これはリビングではなく、図書館でのひとコマ。

ちびpoeちゃんが1人で読めるようになったので、こんな風に自由な読書時間ができました。

町の図書館はとっても小さいけれど。

そこからお気に入りの1冊を探し当てるのは、まるで宝探しのよう。

図書館を出る頃にはお腹がぐぅ。

お昼はどうしようか。

のんびりな休日は続きます。

目の青い彼は…

  
「カレシはね、フランスおうじっていうの。

おかねもちでね、なーんでもかってくれるのよぅ。

かみもおかおもきれいでねぇ。」

ーーー

いつだって突然始まります。

どうやら「フランス王子」という素敵な彼氏がいるという設定らしい。

ちびpoeちゃんの家族みんなに優しいとのこと。

最初からまわりの子とひと味もふた味も違う彼女。

いつの日か本当に目の青い彼氏を連れてくるんじゃないか…

今から両親はドキドキしています。

繰り返し繰り返し

  
あれ? ちょっとちがうなぁ。

せーのっ

あ、だめ、もういっかい。

せーのっ

譜面とにらめっこしながら、口も手も忙しそう。

左右の指で交互に弾いていたのが、左右同時に違う音を弾く曲になってきました。

音符も何となく読める程度なのに。

最初は何だか果てしなく感じるのだけど。

繰り返し繰り返し、最後はちゃんと弾けるようになる。

弾き終わったそのお顔はキラキラしています。

やったー!

そのひたむきさ、見習いたいな。

そり!そり!そり!

  
あ〜ぁやっぱり。

インターを降りた途端、みんなからこぼれるため息。

寒くないのはありがたいけれど、雪のないゲレンデなんて。

ドキドキしながらスキー場へ向かいます。

昨年はハラハラしながら登った細い雪道も、今年はスムーズです。

シュガートーストのように。

一層さぁっと雪が降りかけてあるかのよう。

4家族で楽しみにしていた2年目のスキー旅行。

「とってもさむいでしょうね」

「とまるおへやに、こたつはあるかしら」

ちびpoeちゃんも心待ちにしていました。

雪は少なかったけれど。

昨年同様、思う存分ソリで滑り降りました。

臆病なちびpoeちゃん。

来年はスキーデビューできるかな。

焦らなくても毎年冬は来るから。

来年もまた来たいねって、

ずっとずっと言って欲しいなぁ。

つくるたのしさ つたわるたのしさ

  
「ちょっとセロテープおかりしまーす」

夕食の支度でキッチンに立っていると、背中で度々声が聞こえます。

見ると、リビングいっぱいに散らばった、折り紙、折り紙、折り紙…

今夜は何を作っているのかしら。

手と一緒におしゃべりも止まりません。

「できたよー!」

折り紙とおしゃべりから、簡単に折ってお絵描きしたものを想像していたら…

びっくり!

これは切り絵ではないですか!

コラージュとも言える!

いつの間にこんなのが作れるようになったのかしら。

「あ、こうすればもっといいかも!」

ホクホク顔で再び机に向かいます。

その背中はいつかの私。

よぅし!

とっておきの紙コレクションをそろそろキミに伝授しようではないか!

次は何ができるかな。

   
 これが実際の作品。

アイドルというのが彼女らしい。

  

こちらは富士山バッチだそう。

色選びもバッチリ。

新しい朝 いつもの朝

夢と現実の境目で聴こえる目覚ましの音。

朝だ…いよいよ新しい1年が始まる。

ぬくぬくのお布団の中でぼんやり思う。

顔はひんやり冷たい。

長野の朝はずっと寒い。

少しして、暖房の音。

寒くないようにと動いてくれる夫。

隣を見れば、見慣れた小さな寝顔。

目をつむったまま、出ていた手を引っ込める。

優しい夫と可愛い娘。

どこにでもある光景だろうけれど、ここにいられる私はとても幸せだと思う。

なんて素晴らしい朝!

毎日迎えられますように。

さて起きますか。

  

お年玉をあげる側になりました。

喜んでくれるかな。