月別アーカイブ: 2015年10月

気遣いやさん

  
ふぅ。

ため息をついただけで、

「なにかあったの? だいじょぶ?」

優しい言葉が返ってきます。

お迎えの頃はよく先生がお掃除しているのですが、

「××せんせい、ありがとうね」

さらっと声をかけます。

まわりをとてもよく見ているちびpoeちゃん。

忙しい毎日だけど、大変なだけじゃない、楽しいよって伝わるように。

笑顔は忘れないようにしないと。

改めて感じました。

育てているようで、実は育てられている。

私のこれからはきっと明るい。

ももたろう

  

 園の本棚で、装丁がきれいで目に留まった「ももたろう」 
「たまにはこんなのもいいんじゃない?」

すると途端に動揺しだすちびpoeちゃん。

「ないしょなの!せんせいがいいっていうまで!」

はは〜ん。

さてはお遊戯の題材が決まったな。

「しらゆきひめもいいよねぇ(汗)」

気づかれまいと必死に他の絵本を選びます。

その姿が微笑ましくて、ついつい…

「で、ちびpoeちゃんはおさるさん役?」

「ないしょなんだってばぁ!」

あたふたしてます。

昨日は突然、

「うらしまたろうってさ、おじいさんになってそらをとんでいくんだよ」

「えほんとはちがうはなしがあってね」

ペラペラしゃべり出しました。

ん?浦島太郎?

はぐらかすのに必死なのかしら。

年中さんの今年は、本格的なお芝居になる様子。

本番が今からとても楽しみです。

おいしくなぁれ

  
冷凍しておいたご飯だと足りないなぁ。

お米とぎ用のザルに、ザーッとお米を入れていると…

「やるやる!やらせてー!」

マイ踏み台を持って駆けてきました。

本当なら素手で感触をつかんでほしいところだけど。

我が家では「とぎ棒」なるもので、ザクザクとぎます。

「おいしくなぁれ  おいしくなぁれ」

願いを込めてといでいます。

そっとお水を入れて…あとは圧力鍋で待つこと15分。

もっちもちの新米ご飯。

おいしいねって言ったら、

「おいしくなぁれっておねがいしたもの!」と自信満々です。

毎日のお米とぎも炊飯も、彼女には新しいことばかり。

それはそれは楽しい毎日なのでしょうね。

うらやましいなぁ。

続けるということ

  
時には、何を描こう…と鉛筆が止まるときもあります。

描くとは言ったものの、続くかしら。

日記も家計簿も最初の何ページかで、あとは真っ白。

続けることがとにかく苦手な私にできるかしら。

そこに「読者」がいる。

目の前の小さな読者は、時折背中を丸めて読み返しひとりごちます。

園にいる読者たちは段々と増え、これを機会に話しかけられることも増えました。

誰かが見てくれる。

それはとても励みになります。

そして。

ずっと先に待つ、大きくなった娘。

彼女にも何かが伝わるように。

ささやかな日々を書き記す毎日。

リカちゃん襲撃

  
いつからかアンパンマンと言わなくなり、

しまじろうと言わなくなり、

プリキュアやらリカちゃんと言うようになりました。

しばらく眠っていたシルバニアも復活。

知らず知らずのうちに遊びもステップアップしています。

リカちゃん目当てでお友達のおうちに遊びに行っていたけれど。

ついに我が家にもリカちゃんがやってきました。

あぁ、私が知ってるリカちゃんじゃない。

髪は明るく、目もキラキラで、手足は長くなりました。

まだおうちがないので、シルバニアさんちで遊んでもらってます。

なんと!シルバニアの包丁を握りしめているではありませんか!

シルバニアさんたちはきっと気が気でないはず。

人生を変えたあの日から

   
 
あの日。

まだ鮮明に思い出すことができます。

明けていく秋の朝の空。

出産直前、力尽きそうなときに、ポンと口に入れられたチョコの甘さ。

初めて入院したひとりぼっちの夜。

熱でフラフラしながら、貧血を治さなくちゃと我慢して食べた小松菜のおひたしの味。

私の人生を変えた1日。

あれから5年はあっという間でした。

まだ手助けが必要なこともあるけれど、

毎日を自分らしく過ごし、

ときには相談相手や、

励まし役となってくれるようになりました。

私たちのところに来てくれたことに、本当に感謝しています。

そして支え見守ってくれる家族やお友達にも感謝です。

ささやかだけど、ちいさな幸せの詰まった毎日。

大切に紡いでいきたいです。

来年こそ、ロウソクの火は泣かずに吹けますように。

おんなじお顔で

  

 

それは生まれて次の日。

入院先のベッドに腰かけ、隣の小さなベッドに眠る娘をスケッチしたときのこと。

「あれ?Tさん(夫)?」 
生まれたてのシワシワのお顔だけど、確実にパパ似だと気づいた瞬間を今でも鮮明に覚えています。

あれからもうすぐ5年。

すっかり顔つきは変わったけれど、相変わらずソックリだとまわりは笑います。

 —

間に合わない!と慌てた朝。

気分は沈んでいました。

先に車に乗っていてもらい、戸締まりをして、慌てて乗り込みます。

後部座席は静か。

出発できるかな?と振り向くと。

笑顔の二人が…なんか逆!

夫の眼鏡をかけると、それはそれは同じお顔になるちびpoeちゃん。

思わず吹き出しました。

沈んだ私の心を励ますための粋な計らい。

二人の優しさで、気持ちはするするほぐれます。

さあ出発。

運転しながら、うれし涙をぐっとこらえた朝でした。

たのしいべんきょう

  
勉強って楽しかったかな…

はじめのワクワクを憶えていないのがさびしい。

思い出すのは、ひたすら机に向かって、

「気を抜いたら、抜かれちゃう」とせっせと手を動かしていたこと。

いじめや孤立を経験したこともある私にとっては、環境を変える、自分を取り戻す手段でもあり、必死でした。

それでも。

最初は、初めてのことにワクワクしながら、濃い鉛筆を握ったはず。

園から帰って、すぐに机に向かう娘は、それはそれは楽しそうです。

分からないことにぶつかり、考え、発見し、花丸がもらえる。

きっと頭の中は猛スピードでキュルキュル回転してる。

「たのしいべんきょう」を手に、彼女はどこへ向かうのでしょう。

ワクワクをずっと忘れないでいてほしいな。