月別アーカイブ: 2015年9月

やさしくあらいます

  
「やらせてー!」

パタパタ駆けていき、マイ踏み台を抱えて戻ってきます。

まるでお風呂のときのように、スポンジをぎゅうぎゅう握って、泡だらけ。

「よくあわだててから、やさしくあらいます」

どこで見たのか、料理家さんのよう。

(洗顔のhow-toみたいだけど)

「いつも、いいなぁ。あらいもの、たのしい?」

ホントはちょっと面倒だけど。

「うん、楽しいよ。一緒だともっと楽しいね」

すると、目を輝かせて、

「ね!まいにちおてつだいする!」

時間はかかるけれど、口出ししたい気持ちはぐっと我慢だけど。

二人でやると、楽しくて、嫌な気持ちは全くありませんでした。

次の晩。

期待して洗い物をしていましたが、他のことに夢中でいっさい振り向きませんでした。

ま、そんなものよね。

野原をかけまわる

  
どんよりとした雲が晴れて、差し込んだ日差し。

待ってました!かのように、子どもたちは駆け出します。

秋雨をたっぷり含んだ野原は、腰の高さまで草が伸びています。

かくれんぼ!と言って、草むらに潜り込む子どもたち。

わーっ!と草をかけわけ進む姿は、まるで昔観た映画のようでした。

今しかない時。

存分に味わってます。

そのあと、掃除したり靴下を洗ったり。

親になって初めて、「その後」の煩わしさを知るのでした。

しるばーいーく

  
「しるばーいーくってなに?」

どうしてパパもママもずっと休みで、楽しいことばかりなんだろう!

お天気に恵まれ、幸い休暇もカレンダー通り。

毎日のようにお出かけして、目を輝かせていたちびpoeちゃん。

今朝は保育園に行きたくないっていうかしら。

「ももせんせいがだいすきだから、はやくいきたいなぁ」

毎日が仲良しのお友達と優しい先生に囲まれて、幸せだなぁ。

私にとってのご褒美は、宮代トウブコフェスティバルでした。

大好きなツペラツペラさんのお面ワークショップに、大好きなHARCOさんのフリーライブ。

オーガニックなお菓子やパンに、手作り雑貨。

好きなものに囲まれる幸せ。

お面作りでは、お題が出て、

娘は「わすれんぼうな目の小さなサイ」

私は「元気なみずたま色のロバ」でした。

イキイキと作る彼女を横目に、私は…

殻を破れない!

結局ツペラさんみたいに、または子どもたちみたいに、弾けたお面にはならず、いつも通りの作風になりました。

「自分を変える」ってとっても難しい。

楽しく賑やかな室内で、ひとり深いところで考え込むのでした。

  

何か違う…

  
パレードが終わった途端、

「おみやげをかいにいくよ!」

とひとり駆け出した娘。

1日中、ふわっふわの大きなぬいぐるみを買おうと、私たちにプレゼンしていたのに。

買ったのは、着せ替えできるシールバッグでした。

まさに本領発揮!

キティちゃんにシルバニアや小さなぬいぐるみも連れてきて、ちびpoeちゃん劇場のはじまりはじまり。

何人いるの?というくらい、ちゃんと声色とキャラクターを演じ分けています。

微笑ましく眺めながら、夕食の支度でキッチンに立っていると。

どんな展開なのか、突然、

「じゃあ変身よ!キュアキティ!キュアミミィ!」

あー変身しちゃった!

プリキュア恐るべし。

その笑顔でシールプリーズ!

  
あれ?どこいった?

気づくと隣にいたはずの娘がいない!

見れば、スタッフのお姉さんのところへ行き、笑顔でお誕生日プレートを差し出していました。

余っていた夏休みを利用して行ったサンリオピューロランド。

ちょっと早いけど、前回味わえなかったお誕生日スペシャル。

プレートを首から下げていると、方々からお姉さんたちが来て、「おめでとう!」とシールを貼ってくれるのです。

お仕事中の方や、お掃除スタッフの方まで、近づいて行って、何も言わず笑顔でプレートをグイッ

帰りにはイラストが見えないほどのシールの山でした。

その積極的な姿勢、あっぱれ。

スペシャルシートで、キティちゃん直筆サインもいただきました。

大人的にはその字にびっくりしたけど。

昭和生まれの両親に教えられた「ピューロー♪ ピューロー♪」を口ずさみながら、大満足で帰路につきました。

やっちゃった

  
まるまるとした重たいかぼちゃ。

今日は肌寒いし、ポタージュにしよう。

まずは玉ねぎを刻んで。

「わたしにやらせてー!」

娘がとんできました。

ピンクの包丁とハートのまな板。

踏み台に上がって、自信満々に始めます。

「猫ちゃんの手だよ」

「すべるから気をつけて」

ついつい言葉が先に出ます。

さて、次は大きなかぼちゃ。

先に少しチンして柔らかくして。

ザク ザク ザク。

まるまる1個は大変だ。

「どうして皮をむくの?」

「スープが緑色になっちゃうでしょ?」

ちょっと硬いなぁ、そうだこうやって剥いて…

「やっちゃった!」

「どうしたの!ママ!」

みるみる赤く染まる指先。

あれだけ気をつけてと言ったのに。

怪我をしたのはママでした。

絆創膏は娘が貼ってくれました。

もうお料理しないって言われないといいけれど。

さむいよラッタンタン

  
「お風呂に入るよー」

声をかけると、なにやら賑やか。

見れば、久しぶりのシルバニアファミリー!

工作した箱の中で、仲良く踊っています。

「さむいよ、らったんたん、さむいーさむいー、りっとんとん」

年少さんのお遊戯「てぶくろ」の一節。

いろんな動物が出てきて、てぶくろに入っていきます。

うちの子はほとんどうさぎだけど。

「もういっかいうたったら、おふろね!ママもてつだって!」

お風呂に入るのはいつになるやら。

秋雨とお休みと

  
「あぁひさしぶりのほいくえんだぁ!」

後部座席から、明るい叫び声。

今朝は1週間ぶりの登園でした。

プール熱とも言われる「アデノウィルス」に感染したのは先々週の金曜日。

目を真っ赤にして、熱でポカポカの娘が事務室にちょこんと座っていました。

それから1週間。

熱はすぐ下がり、充血した目をうかがう日々。

久しぶりに親子2人、濃密な時間を過ごしました。

仕事は休み続けられず、最後は両親の力を借りました。

やっと回復して、週末は新しいスクールで、新しいレオタードにシューズでレッスンを受けました。

ずっと閉じこもっていたせいか、心細く、レッスン中泣き出すことも。

やっぱりお友達と楽しく過ごす時間は日々の自信にもつながるのね。

晴れやかに登園した娘。

一方で、今度は私がまさかの感染。

今週は秋雨と一緒にお休みです。

こんなに休むことは稀。

これはプレゼントなのね、きっと。

そう思わなくちゃせつないわ。