月別アーカイブ: 2015年8月

夏の終わりを惜しむように

  
ジリジリと灼けるような西日の下、浴衣を着て祭り会場へ。

流れる汗と土埃がたつほどの乾いたグラウンド。

ベトベトになりながら頬張る綿アメ。

ようやく日が暮れて汗が引いた頃、バーベキューで盛り上がる庭先から、大きな花火がドーン、ドーン。

これぞ夏。

夜更かしした眠い目をこすりながら、翌日は、プロのバレエ公演を観に有楽町へ。

セリフは一切なく、あるのは生のオーケストラ演奏。

そのなかで、全身で、指先で、情緒豊かに表現される踊り。

身構えたり、うっとりしたり。

小さな瞳は真剣です。

今コツコツやっていることが、やがてはこうした表現豊かな踊りにつながること。

少しでも感じていてくれたら。

その晩のベッドでは、興奮しておしゃべりしたかと思うと、突然寝息が聞こえてきました。

まるでスイッチを切ったかのように。

夢ではきっと未来のバレリーナ。

ちょっと切っちゃいますね

  
「じゃあちょっとお湯をかけますね」

くまちゃんの小さな洗面器から、温かいお湯が肩にかかります。

色鉛筆でひたすら絵を描いていたから、今夜はガチガチの肩。

癒されるなぁ。マッサージかなぁ。

すると、突然髪を引っ張ります。

「もう少し上を向いて!」

強引な美容師さんです。

思えば、久しぶりの二人きりのお風呂タイム。

彼女なりに楽しんでいる様子。

首は痛いけど、もう少しお付き合いしますか。

とほほ。

はじめてづくしの夏休み

  
待ちに待った夏休みがやってきました。

お天気にも恵まれ、いろんな「はじめて」を体験。

日焼けと共に、たくさんのことを吸収した様子。

そのお顔は自信にあふれて、キラキラしています。

大人になってから、毎日も1年も単調で、あまり季節を楽しむ機会がありませんでした。

ちびpoeちゃんのおかげで、ささいなひとときも逃したくない!と思えるように。

ささやかだけど、実はいろんな変化のある毎日。

これからも、存分に味わって、一緒に育てていきたいです。

いまなんじ?

  
毎日何度も目をやる時計。

いつの間に時間がわかるようになったのでしょう。

「どうしてながいはりは6なのに、はんっていうの?」

「よじ じゃないよ、しちじだよ」

不思議がいっぱい詰まっているよう。

説明するのも難しい。

どうしようかな…と思っていたら、チャレンジの入学準備号で、時計が届きました。

わたしだけの時計!

とってもうれしそう。

さっそく目覚ましもかけてみました。

翌朝。

「いっぱいしゃべってこわいから、めざましいらない!」

どうやら、お話して起こしてくれるようです。

起きないと、「なかなか起きないなぁ」

うーん難しい。

キッチンへのまなざし

  
「ちょっとさわらせて!」

夕食が終わって、さてお片づけの時間。

冷めた揚げ物油を処理しようと、油こし紙を取り出します。

白くてまあるい紙。

確かにキッチンでは異質な存在かも。

踏み台を持ってきて、使い方をじっくり観察です。

「ほお〜」

作業のあいだ、何度も「どうして⁈」が飛び出します。

何気ないことすべてが初めてってどんな感じだろう。

毎日が驚きの連続で、それはそれは楽しいのでしょうね。

先日、ラジオでコウケンテツさん(料理家)が話していたことを思い出しました。

「とても感謝しているのは、母(料理家)が毎日楽しそうに料理をしていたこと」

その姿を見て、料理が楽しいものだと幼い頃から思っていたそうです。

毎日のことだから、楽しい方がいい。

見ている人がうれしくなるような。

私にはできているかしら。

油こし紙だけではなく、きっと私の姿も見ているはず。

おとなみたいでしょ

  
「ロートこどもめぐすり〜♪」

そのとき人気のキャラクターがプールで目を真っ赤にして、目薬をさす。

子どもの頃、テレビでよく見かけたCMです。

最近あまり見かけなくなった気がします。

プールでお水にお顔をつけられるようになって初めて、目薬が必要かも!と。

早速ドラックストアに行ってみると、子ども用は隅の方に少しだけ並んでいました。

ケース付きも1種類だけ。

昔は男の子用女の子用があった気がするなぁ。

最近いろいろできるようになって、自信をつけたちびpoeちゃん。

目薬も怖がらずにトライ。

なかなか1滴が出てこない…

子ども用はドバッと出ないようです。

小さな小さな1滴が目頭にはみ出すようにちょこん。

「おとなみたいでしょ」

うれしくてにっこり笑顔。

そしてなぜか

「けっこんしてください!」

ケースを手のひらに乗せて差し出します。

どこで覚えたのかしら!