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ふれあって笑いあって


指折り数えて楽しみにしていた土曜日。

5月らしい青空がどこまでも続くカラッと晴れた朝。

バスに楽しく揺られながら遠足へ。

「ぞうぐみさんがならんでいくから、ママたちはあとからついてきてね」

もう年長さんなんだからと、気合い充分です。

「うさぎさんをだっこしてイイコイイコするんだぁ」

お腹がすっぽり隠れるくらい大きなうさぎ。

バタバタ動くのでみんな抱っこしたがりません。

そんな中、もろともせず、ぎゅっと抱きしめて話しかけます。

もう好きでたまらないといった様子。

今回のリクエストはマイメロディのお弁当箱。

楽しい雰囲気で食べきれないんだろうなと思ったけれど。

しっかり完食です。

最初の頃はほとんど残したのになぁ。

親子で参加できる遠足はこれが最後。

暑さにも愚痴を言わず、ずんずん進む背中は随分と大きくなりました。

いつまでその背中を見つめていられるかしら。

どんどん遠くなるようで。

寂しさが増えるこの頃。

しっかり覚えておかなくちゃ。

たくさんのなかから見つけた出逢い


暑い暑い初夏の休日。

駐車を待つ長い車の列。

そこかしこに、人、人、人。

麦わら帽子にナチュラルスタイルで、手にはカゴ。

まるで間違い探しのよう。

もう1人くらい、私がいるんじゃないかしら。

と思ってしまう。

「蚤の市」というだけあって、使い込んだアンティークの家具や食器、アクセサリーが所狭しと並んでいました。

ワクワクソワソワしたけれど。

すでに私のところには、使い手の顔が思い浮かぶ大切なアンティークが集まっています。

やっぱりその背景を知っているアンティークは違う。

たくさんのアンティークを見るうちに、気がつきました。

今回もうひとつ楽しみだったのは、「物々交換の本棚」

http://tokyonominoichi.com/2016_spring/archives/2628
ラッピングされた本を1冊持っていくと、1冊持ち帰れるというもの。

タイトルは分からず、本に添えられたメッセージから内容を想像して選びます。

私の本棚から持ち出したのは、吉田篤著「つむじ風食堂の夜」。

不思議な世界だけど、すぐそこにあるような。

ほわっとくすっとなる物語。


本棚からあれこれ探していると…

あ!私みたいなラッピング!

直感で選びました。


帰ってワクワクしながら、ラッピングをほどくと…

なんと大好きな料理研究家の門倉多仁亜さんの著書「ドイツ式 暮らしがシンプルになる習慣」でした。

素敵な縁に嬉しくなります。

好きなものを見知らぬ誰かも好きでいる。

きっとよくあることだけど。

やっぱり共有できるのは幸せなこと。

大切にしていこう、アンティークも本も。

はしゃいで わらって


じりじりと肌に痛いくらいの日差し。

聴こえるのは鳥の声。

時々さわさわと新緑が風に揺れる音。

時計など気にせず、ただただゆったりと流れる時間。

久しぶりに長い休暇となったゴールデンウィーク。

特別どこへ行くという訳ではないけれど。

思い切り動き、思い切り笑い合う子どもたちを見ているだけで、

じんわり幸せな気分になれました。

あと何年、こんな時間を味わえるかしら。

しっかり今を刻もう。

やさしいランチ


「あと、なんにちでバレエ?」

6月の発表会に向けて、毎週末レッスンしています。

土曜日になれば大好きなバレエの日。

指折り数えるほど楽しみな様子。

バレエを始めて1年が過ぎました。

その熱心な姿に、こちらも嬉しくなります。

  

発表会ではパンフレットに生徒一人一人の写真が載るそう。

カメラ専門の夫の出番です。

そのお礼にと、お友達にランチをごちそうになりました。

カズドナルド!

とっても美味しくて、とってもオシャレで。

幸せだなぁ。

優しさは美味しさの調味料だ。

ため息よりも

  
毎日せわしないなぁと思う。

1日に何度時計を見るだろう。

たまには1人でゆっくりお風呂に入りたいなぁとか。

コーヒーを飲みながら際限なく本を読みたいなぁとか。

やっと今日が終わる。

ふかふかのお布団でさぁ寝るぞ!というとき。

ふと、

「ママってまいにちたいへんだよね」

「なのにいつもかわいがってくれてありがとう」

柔らかな笑顔で優しくつぶやく。

すべて見透かされていたのね。

たちまち疲れなど吹き飛んでしまう。

今しかないのだ。

この幸せな瞬間は。

ため息よりも笑顔を見せよう。

おねえさんになっちゃった

  
「あれ?」

それはいつもの歯磨きタイム。

仕上げ磨きをしていたら、グラグラしていた下の前歯の奥に何かある。

よく見ると、大人の歯が顔を出していました。

あれあれ?抜けたら出てくるはずでは?

先輩ママに聞くと、経過を見てみましょうって言われるよ、とのこと。

念のため、と歯医者さんに行きました。

「これはダメだ。抜きましょう。」

え!え!このとっても臆病な子の歯を抜くんですか!

顔は笑顔のまま、私の心の中はパニックです。

怖がらせないでできるかしら。

心配をよそに、レントゲン室も1人で行き、そつなくこなし、

ベッドに横になれば目をつむって口を開けます。

先生も素晴らしい演技力。

いろんな魔法のおかげで、サクッと2本抜けてしまいました。

ついさっきまで、まさか歯が抜けたちびpoeちゃんに会うなんて思わなかった!

ドキドキの私の横で、彼女はニヤニヤ、何度も鏡を見ています。

「おねえさんになっちゃった」

知らないうちに、この子は臆病な子を卒業してしまったのかもしれない。

嬉しいような淋しいような。

楽しい帰り道

  
ち:「でね、おうちにあそびにいくことになってぇ」

p:「そうなんだぁ」

ち:「そうなんだぁ、すてき!じゃああれをもっていって…」

てっきり話しかけてきたのかと答えると、

声色を変えてもう1人のちびpoeちゃんが答えます。

1人なのに、そこには何人もいて、女の子だったり、男の子だったり。

何人出てくるのかしら。

今どこにいる設定なのかしら。

自転車を転がしながら観察します。

かと思えば、突然の大熱唱。

こちらももちろん、作詞作曲ちびpoeちゃん。

よく通るその声は、遠くのお散歩中のお姉さんをビクッとさせます。

寒い間はお休みしていたてくてく散歩の帰り道。

また楽しい時間が始まりました。

あ、できちゃった!

  
オレンジ色のがんばりカード。

スタンプがぽつりぽつり。

クラスのみんなはもう2枚目でスタンプはあふれんばかり。

新しいことが苦手なちびpoeちゃん。

運動は怖さが先に立ち、安全を確認できるまでなかなか一歩が踏み出せない。

そんな彼女を忍耐強く待ってくれる担任の先生。

最近ようやく鉄棒に気持ちが乗ってきたので、それを逃すまい!と毎日がんばって指導してくれています。

ああ、今日もがんばってる。

園庭を囲むようにしてある通路から眺めながら近づくと…

くるくるくるん!

あ!

思わず拍手をしながら駆け寄る私。

次の瞬間には鉄棒に足をかけ、くるん。

あれ!できちゃった!

先生にとっても予想外。思わず声が出たよう。

コツコツやるからこそ、達成感は何倍にもなる。

諦めないその姿勢。

うさぎの耳のようにぴょんぴょん飛び跳ねる長い髪を、その笑顔を、きっと忘れないでしょう。

ささやかな冒険

  
こちらをチラチラ振り返る顔はとても心配そう。

見ればトレードマークのまゆげがハの字になっています。

お店の外にいる私もソワソワ。

人の波を縫って視線を送るので、自然と身体はユラユラします。

通り過ぎる人の怪訝そうな顔。

順番が回ってきました。

背伸びをして、お金を置き、大きく頷きます。

ティーン向けのファンシーショップ。

店員さんもゆっくり対応してくれました。

小さな袋を大事そうに受け取ると、振り向いた顔はまぶしいくらいの笑顔です。

昔のように近所に駄菓子屋さんはないので、気軽におつかいに行くことはまだできないけれど。

少しずつできることを増やして自信をつけさせてあげたい。

レジに並んで自分でお金を払う。

何てことのない日常だけれど、彼女には冒険でした。

彼女との日々はささやかな幸せを思い出させてくれます。

次はどんなことをしようかな。

一緒になって楽しませてもらおう。